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思えば、疲れていたのかも知れない
2012 / 12 / 28 ( Fri )




思い出すといろんなことが思い当たった。
相方も、付き合い始めた当初は、いろんな人にヒカルを紹介したがった。
仲良くしてた女の子に紹介したい、と何時間も待たされたときは、さすがに切れた。







ヒカルはお人形じゃない、と。
あなたのお飾りで存在してるんじゃない、と。






そのとき待たされた相手は、相方が過去に好きだった女性だった。
(あとからそう聞いた)
あのとき相方は、心のどこかで彼女に復讐したいと思ってたんだろう。
復讐と言う言葉が穏当でなければ、見返してやりたい、と。
自分を振ったあの女性を。
あなたには振られたけど、今自分は幸せだと見せつけたいんだろう、と。
そしてそこには、ヒカルの気持ちなどは含まれていなくて...








そう、だからこそ、私は人形ではない、と思ったのだ。
ちゃんと感情もあるし寒さも感じるし時間も感じるし
相方のその行動を面白く思わない気持ちだってあるし、
その私の気持ちを大事にしてくれなくて、何が幸せだって言うの?と。









私は自分ではちゃんと分かっている。
誰が見てもかわいいとかそんなんじゃなく、
見る人によっては、かわいく見えなくもない、と言うことも。
それは単に人の好みだけの問題だと言うことも。








自分をそんなに好きなわけじゃない。
そんなにかわいいと思ってるわけでもない。
外見なんてその人の好みの問題でしかない。
だけど、そこしか見ない人の方がやっぱり多くて。
だからこそ悲しくなるのだ。
内側を認めて欲しい、と思うのだ。








もちろん、外見がその人の好みに合う、と言うことも
大事な要素だと今は少しは分かっているけれど。









彼に対して、ヒカルは思わず愚痴り始めていた。
本当にそうだったらよかった、ヒカルは消えてしまえばいい。
自分の幸せなんて求めちゃいけない、
自分が幸せに過ごしたいなんて思っちゃいけないんだ、と。
自分の人生なんて思い悩むことなく、消えてしまえたらいいのに、と。
本当に神様の忘れ物なら、そんなこと思わずにただ笑っているだけでいいのに、と。







そう言いながら気が付けば彼の腕の中で泣いていた。
そのときの私は、きっといろんなことに疲れていたんだろう...
今思うと、そんなことで泣いてしまって恥ずかしいけれど。








彼は当然ながらそんなヒカルに驚いた。
勢いに任せながら会社でのこととかいろんなことを話していた。
ヒカルは本当はそんなにしっかりした人間でもない、
優しいだけの人間でもない、思うこともたくさんあるし、
頭にくることもたくさんあるし、ちっちゃい人間なのに、と。







彼は驚きつつもヒカルを抱きしめて言った。







「そうやんな、愚痴とかほんとはいっぱいあるもんな。
ただお前はそれを会社で言わないだけやんな。
うまくやろうとするから言えないだけやんな。
俺はそんなところも好きやねんけど、でも俺の前ではいっぱい愚痴も言うやんか」







そして、確かにお前の存在だけで俺は幸せだし、
それは俺の人生の予定外だけれど、と前置きしてこうも言った。







「お前がいなくなると、俺の『これからの計画』がなくなってしまうんやで?」と。







そうだった。
彼は既にその計画を踏み出しているのだった。
彼と、そして彼女の両親も巻き込んだところで、
既にそれは始まっていたのだった。















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