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幸せもの
2012 / 02 / 28 ( Tue )




この復職の件はヒカルとの将来のための布石のひとつ、
とはっきり聞かされたヒカルは、より真剣にその話を聞いた。






そして気がつけば、思惑は関係なく、真剣にその話にのめり込んでいた...






彼の今の状況。
前の会社での当時の状況。
そして前の会社の今の状況。

転職してからあまり時間がたっていない中での復職が、
彼の今後に与える影響...






単純に条件だけ聞くと、決して悪い話ではない。
まったく新しい環境に飛び込むと言うのではなく、
向こうが彼を迎える準備は整っている。

そして転職した今の会社では、当初の話と違う状況での職務についている...






彼はそんな今の状況も、「サラリーマンやから仕方ない」と割り切って、
今出来る最大限のことをしている。
だけど明らかに増えた残業や、出張や、
いろんな摩擦が彼を苦しめているのも分かる...






それでも、話が違う、と怒るのはいつもヒカルだけなのだけれど(苦笑)





そんな苦しい環境の中、頑張ることが必ずしも必要なのかな。
彼も意地になって頑張ってるみたいだけど、それって必要なのかな、
とヒカルも彼のいろんな話を聞くたびに考えていた。






そんなこんなで、ヒカルも真剣に彼に話した。
そして彼の話も聞いた。





魅力には感じるけれど、迷いがあるのも当然。
だからあとは条件次第と言うことになる、と彼は結論付けた。






『今日はありがとう。あとは一人で考えます。』





その日の帰りメールで、彼はそう言ってきた。
一見冷たく聞こえるその言葉は、家庭ではもう相談しない、と言う意味だとヒカルは分かった。
そしてこちらこそありがとう、と返したヒカルに、彼はこう返してきた。






『ありがとう。自分は幸せものです』と。





理由を聞くと、真剣に話を聞いてくれたから、と...
初めにあんなふうに冷たいやり取りがあったから、
その後真剣に聞いてくれたことがとても嬉しかったんだろう。





彼に対して、とても申し訳ない気持ちになった。
本当はちゃんと分かっていたのに冷たく当たったことを後悔した。





彼の人事との話し合いは、月曜に迫っていた。













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13 : 00 | 彼とのこと | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
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